世の中には電車を酒盛りの会場と勘違いしているおっさんたちがいる

スーパードライ

先日、ネットのニュースを見ていたら、どうにも考えさせられる記事を見つけました。

参考:新幹線でのアルコール販売めぐり議論 「酒の臭いで気持ち悪くなる」「ビールぐらい許せよ」 | ガジェット通信

新幹線などの電車内での飲酒についての議論です。
これ、けっこう難しい問題だと思います。

僕は電車での飲酒はマナーを守れば、基本的にはOKだと思っています。
特に特急だとか新幹線に乗って、出張や旅行に行く時などは、それが楽しみの1つだったりするからです。

でも、だからと言ってそれが「OK」ということになりすぎると、度を越して飲み過ぎて周囲に迷惑をかけてしまう人も必ず現れてしまうからです。

あまりいろんなものを禁止しすぎるのもどうかと思うし、だからと言って、規制などが全くなくなると無茶をする人も出てきてしまうものです。
それに、飲酒している姿というものを、いろんな年齢の人間が乗りあわせている電車内で見せて良いのか?と言う疑問もあります。
お子様の教育上よろしくないかもしれませんね。

そういえば、喫煙も今ではかつてのようにできなくなっていますよね。
最近は、いろんなものが規制されて、息苦しい世の中になりつつある部分もあります。
ということは、ひょっとしたら将来的には電車では飲酒禁止の時代がやってくるのかもしれませんね。

電車内でビールを飲んでも良いのか?

まあ、考えてみれば20歳未満が飲んではいけないような液体を、公共の場所で飲んでも違法ではない、という考え方の方がおかしいのかもしれません。

かつてはタバコも、どこででも吸ってよかったし、むしろ吸わない人の方が少数派でした。
僕はタバコは吸ったことないので、喫煙可能な場所が減ると言うのは大歓迎です。
喫煙をしない人間にとっては、タバコの煙やそのにおいは害悪でしかありませんから・・・

でも、お酒というものも飲まない人にとっては、不快なものであるはずです。

ほら、酔っぱらいの独特な匂いってあるじゃないですか。
「うわっ酒くさ!」というやつです。
あれって、飲酒の習慣の無い人にとっては、いや〜なものだったりすると思うのです。

なので、何年後になるかわかりませんが、電車などでの飲酒が規制される時代がやってきてしまう可能性もなきにしもあらずなのです。
酒好きとしてはちょっとさびしいですが・・・
まじで、ありえない話じゃないと思います。

周囲に迷惑をかけない範囲で楽しむべきよね

「酒は飲んでも飲まれるな」という言葉があります。
これはね、本当にその通りだと思うのです。

お酒の正しい楽しみ方というのは、周囲に迷惑をかけない程度の理性を保ちつつ酔っ払うことだと考えています。

つまり、新幹線や特急などでビールを飲むときは節度を守るべきなのです。

お酒を飲んでも皆がマナーを守って楽しんでいれば、文句をいう人もすくなるなるはずですからね。

馬鹿騒ぎをしているおっさん達を見たことがある

以前、登山帰りだと思われるおっさん達が酒盛りしながら馬鹿騒ぎしているのを、電車の中で見かけたことがあります。(しかも特急とかではなくて普通電車でした。)
そういうのはナシですよ。
だって、その車両、酒臭かったですから・・・

そこまでいくと、度を越しているし、迷惑です。
すっごくうるさかったんですよ!

でも、迷惑であっても、周囲の人はそういう時って注意できないものだし、注意しないほうが良いのです。
特に電車内を酒盛りの会場にしちゃうような人間は常識がない場合が多いですから、注意なんてしたらトラブルの原因になる可能性が高いのです。

そして、結果的に電車でのビールの販売や、飲酒を禁止したほうが良いという考えの人が増えてしまうというわけなのです。

軽く飲む程度ならば良いと思うのですが、節度を守らないと、そのうち本当に電車内での飲酒禁止の時代が来ちゃうかもしれませんよ〜
あくまで、電車内はたくさんの他人がいる、公共の場なのですからね。

まとめ

新幹線や特急での飲酒と言うのは、確かに「どうなの?」と思ってしまう場面に遭遇することが多かったように思います。
あまり自分では電車内で飲もうとは思わないのですけど、そんな僕でもたまにはビールを買って飲むこともありますよ。

でも、それが禁止されてしまうようなことになると、駅弁を買って食べるという行為も禁止されそうなので、それは嫌・・・というか困ります。
万が一、電車内での飲食禁止とかになってしまうと、すご〜く不便ですよ。

長距離の電車での移動の時間は、貴重な食事タイムだったりするからです。
仕事で、どうしても特急でしか食事ができない場合などもよくあるはずです。

で、その食事のついでに軽く1杯ビールを飲んだって良いと思うのですよ。
静かに1人で飲むくらいなら別に問題ないです。

でも、電車で酒のんで馬鹿騒ぎするような飲み方をするのは、反対です。
酔っぱらいの口臭とか、おつまみのスルメ臭い車両になんて誰も乗りたくないですよねぇ・・・

新幹線でビールを飲んでよいか?と言うのは、ちょっと考えさせられる問題だと思いました。

終わり。

コメント

  1. シャレード より:

    車内での飲酒の是非はとても難しい問題です・仰るように昔は何でもありでしたから。
    旅の楽しみの一つに列車内での飲食が、駅弁の紐を解く時のワクワク感・・・・・・
    移り行く景色を眺めながらの缶ビールは堪らなく美味しくて♪
    若山牧水の詩の如く「酒は静かにのむべりけり」これで許してもらいたいですね」。

    • taka より:

      >シャレードさん
      そうなのですよね、やはり列車の中での車内販売で買うビールなんてものは旅の楽しみの一つでもありますから・・・
      おとなしく静かに飲むぶんには問題ないと思うのですが、それすらも良いと思わない人も世の中にいるのも事実のようです。
      これが、もっと大きな問題になって禁止なんてことになったら寂しすぎます。

      昔のようになんでもありなのが良いとは思いませんが、ある程度の自由は残っていくといいなあと思いました。

  2. シャレード より:

    その昔サラリーマンを月給取りと云った時代は通勤電車で飲酒はしませんでした喫煙は山手線の車内でも。
    驚くべき時代でしたし周囲の寛容ども広かったような。駅のホームで売り始めた「ワンカップ大関」が通勤帰りの呑み助に大受けで。
    大宮まで帰る人に聞いたのですがジョイント部で立ちションが横行したような。これはいけません。
    大衆酒場やらに寄らず車内でイッペエやっつける・・・・今も変わらない様子が貴兄の記述から伺えます。
    駅のホームで座りこんで酒盛り・・・・あったですね・・・・そんな頃が。
    マナー・・・・・・居酒屋でも・・・・・有りそうにおもうのですが・・・・

    • taka より:

      >シャレードさん
      さすがに、電車での立ちションは遭遇したことありませんけれども・・・すごい事をする人もいたものですね。
      今も昔も、節度をもって行動をする人もいれば、常識はずれな事をする人もいるのだと思います。

      さすがに満員電車でぎゅうぎゅうの状態で飲んでいる人は見たことはないですけどね。
      出張などで特急に乗るサラリーマンなどは、その帰りの電車くらいしか癒やしの場が無かったりするのかもしれません。
      静かに飲むくらいならまあ良いのですが、駅のホームでの座り込みながらの酒盛りなどは、やはり良くないと思います。

      うーむ、難しい問題ですが、やはりみんながマナーを守って楽しめるような環境と常識を持つことが大事なのではないかと思います

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